働き方改革や、リモートワークの推奨により更なる注目を集めている「副業」。スキルアップや収入アップのために「副業がしたい」と思うサラリーマンの方は多いでしょう。
そこで今回は、「サラリーマンが効率的に副業をする4つのコツ」を紹介します。自己投資の方法や仕事効率化アプリの知識など、副業を円滑にする方法を学びましょう。
・時間がないが、副業したいサラリーマン
・副業の効率化を目指すサラリーマン
副業したいサラリーマンの現実的な悩み
残業等で多くの人が会社で8時間以上勤務し、副業の時間を作ることが難しい現代のサラリーマン。立ちっぱなしの満員電車や、仕事での疲れを抱えたままの車の運転により、家に着いた時には既に体力が消耗し切っていることも少なくないでしょう。
そんなサラリーマンが副業するともなれば、求められるのは「効率化」です。「効率化」は、限られた時間の中で仕事の質を高めることを可能にし、間違いなく収入やスキルアップに繋がる必須スキルです。
次の章では、限られた時間の中でサラリーマンが副業をするための「効率的に副業をする4つのコツ」について紹介します。
効率的に副業する4つのステップ
まずは、「自分が何に時間を費やしているか」を把握することが大切です。例えば午前8時から午後5時まで仕事がある場合、「朝の時間に自分が何をしているのか」、「夜の時間に自分が何をしているのか」を把握することで、自分のライフスタイルの中にある有効活用できる時間を見つけ出すことができます。
例としてYouTubeを副業としてする場合、「企画・構成・撮影・編集」という作業内容を、ライフスタイルを見直して見つけ出した隙間時間で分割して行うことで、効率化が図れます。
例)朝:YouTubeの企画&構成
夜:YouTubeの撮影&編集&アップロード
そして、勤務時間以外に空いている時間を把握した事で、その時間を埋めるように分割した作業を入れることで効率的に仕事を進めることができます。また、朝と夜の好きな時間に仕事をすることも、効率的に仕事をするためには重要なので、自分の好きな時間を優先して有効活用することがおすすめです。
そのために、まずはライフスタイルを見直しましょう。普段のライフスタイルを紙に書き出してみると、YouTubeやSNSを眺めている時間など、無意識に多くの時間を使っていることが分かったりします。「YouTubeやSNSのアプリを消してみる」「テレビのコンセントを抜いてみる」など、無意識に使う時間を無くす環境に自分を置いて、副業の結果に繋がることを優先しましょう。
自分のライフスタイルを見直して、時間を管理することが効率的に副業をするために大切なステップです。
仕事道具にこだわることで得られるメリットは2つあります。1つ目は、仕事の作業効率が上げることができます。例として、パソコンを使って副業をする方であれば、モニターやマウス、キーボードなどを自分の作業に合ったアイテムに変える事で、仕事に対するストレスを減らすことができます。また、副業の際には、自分でリサーチをする機会が多いので、こだわりのモニターを使って広い画面で作業をすることがおすすめです。
2つ目は、仕事に対するモチベーションを保つことができます。好きなアイテムを使って仕事をすることで、仕事に対して意欲的に取り組むことに繋がり、効率化を生み出します。「打鍵感の良いキーボードに変える」「ショートカットキーの付いたマウスに変える」など、自分の好きなアイテムを選ぶことは自己投資にも繋がります。
仕事効率化アプリは、文字通り”仕事”を”効率化”するので、副業の際も欠かせないものです。自分の副業のスタイルに合わせて、頻繁に活用していきましょう。
こちらで紹介する副業を効率よく進めるための10個のアプリは、作業の無駄を省き、時間を賢く使うのに役立つので、ぜひ参考にしてみてください。
(1)連絡ツール
・Chatwork
業務の効率化を目的としたビジネスチャットツール。KDDI株式会社、GREE株式会社、京都大学など、さまざまな業種・企業に導入され、国際規格であるISMS認証を取得しており、仕事の重要なやり取りも安心して使えるチャットツールです。(App storeより)
・Slack
Slack を使うと、チーム内のコミュニケーションと作業を集約できるので、作業効率がグッとUPします!ベンチャー企業でも大企業でも、どんな規模の組織でも利用できます。To-Do リストを使ったり、他の必要なツールや情報を全て Slack に連携させて、チームメイトとリアルタイムに会話しながら進めれば、プロジェクト進行がよりスムーズになります。(App storeより)
(2)進捗管理ツール
・Trello
Trelloのボード、カード、チェックリストでチームプロジェクトを管理すれば、高度なコラボレーションで生産性を向上できます。すでに5000万人に愛用されています!
Trelloを使うと、仕事や家庭でのさまざまなプロジェクトをひと目で分かるように整理することができます。(App storeより)
・Asana
Asana はチームのための仕事管理アプリです。でもそれだけではありません。小さなタスクから会社全体の展望まで Asana を使って整理すれば、チームはするべき仕事はもちろん、それが重要な理由も、仕事を達成する方法も明確に把握できます。(App storeより)
・Jooto
Jooto(ジョートー)は無料で使える、クラウド型のタスク管理・プロジェクト管理・Todoリストツールです。
ドラッグ&ドロップなどシンプルで直感的な操作で、簡単にタスクを一元管理。スマホアプリだけでなく、PC、タブレットにも同期可能です。(App storeより)
(3)データ管理
・Googleスプレッドシート
無料の Google スプレッドシート アプリを使用すると、iPod、iPhone、iPad からスプレッドシートの作成や編集ができるほか、他のユーザーと共同編集することもできます。(App storeより)
(4)メモ・情報管理
・Notion
Notionは、タスク、Wiki、およびデータベースを統合するオールインワンワークスペースです。(App storeより)
・Google Keep
どの端末でも、どこからでも、思い付いたことをメモにして、編集、共有、共同編集でき、メモ、リスト、写真、音声を Keep に追加できます。また、音声メモを録音すると、自動的に文字に変換され画像に写っているテキストで検索して、その画像付きのメモを簡単に見つけることができます。(App storeより)
(5)アイデア
・Milanote
クリエイティブな仕事向けのノートアプリです。かなりシンプルなデザインで、エレガントなインターフェースが特徴です。(App storeより)
・Mindmeister
MindMeisterは、会議室、教室、プレゼンテーションホール、ランチミーティングなど、どこで使用していても、頭の中の整理、物事の優先順位付け、さらには新しい考えを生み出すのに役立ちます。(App storeより)
いくら効率を上げても仕事に忙殺されてしまうと、本末転倒になってしまいます。そういった時に大切なコツは、仕事を誰かに委託することです。副業として仕事を始めると、「やるべき作業」と「やらなくてもいい作業」が明らかになるので、「やらなくていい作業」を誰かに委託する事で、さらなる効率化が図れます。
例として、YouTubeを副業とする際に、動画において自分の言葉で何かを伝えることは「やるべき作業」に該当しても、動画の編集作業は「やらなくてもいい作業」に該当する場合があります。
自分が副業していく中で、「やらなくてもいい仕事」はどんどん誰かに委託することが、効率良く副業をするにあたり大切です。
特に、固定給のサラリーマンは、給料の中から元手として業務委託に必要な経費を投資することができます。自分で1から仕事をすることも大切ですが、誰かに仕事を委託することで、さらに有効活用ができる時間が生まれます。つまり、また別の仕事が生まれるチャンスにもなります。
副業をより効率的にするために、誰かに仕事を委託することも大切なステップです。
まとめ
今回は、効率的に副業をする4つのコツについて紹介しました。4つのコツをおさらいしましょう。
1.ライフスタイルを見直す
2.仕事道具にこだわる
3.仕事効率化アプリ
4.仕事を誰かに委託する
どれも限られた時間の中で副業をするサラリーマンにとって有効なステップです。この記事を参考にして、副業で結果を出すために1つずつ挑戦してみましょう。