「動画編集は稼げる」「動画編集は副業として最適」など、近年、副業として脚光を浴びている”動画編集者”。まだまだ需要が高い分野であり、「スキルを付けてフリーランス動画編集者として活躍したい」「サラリーマンだけど副業がしたい」という方が増え続けています。
そこで今回は、「動画編集者として働きたい」と思っている方に向けて、どのような手順を踏むことで、動画編集者として仕事が獲得できるかを解説した「動画編集者に知って欲しい完全ロードマップ -6つのステップ-」を紹介します。
・動画編集者として仕事を獲得したい
・副業として動画編集をしたい
・動画編集スキルを学びたい
“動画編集者”が人気の理由
そもそも、なぜ”動画編集者”が人気なのでしょうか。
その理由として、
といった事が挙げられます。
休日に副業をしたいと考えているサラリーマンにとっても、就業後の時間に副業がしたいと考えているサラリーマンにとっても、条件の良い理由が多く見られます。
また、フリーランスとして独立して働く人にとっても、場所を問わず働く事ができるので、様々な働き方に合う”動画編集者”という職業は、近年も注目され続いています。
動画編集者が知るべきロードマップ -6つのステップ-
まず初めに大切なことは、動画編集者の働き方を知ることです。
動画編集者という仕事は、クライアントから送られてきた動画データの素材を受け取り、その動画をカットし、テロップやBGMを挿れて、希望通りの動画に編集するという仕事です。
また、先ほど述べたように、
という理由から、多様な働き方ができる職業でもあります。
次に必要なステップは、活動の方向性を決めるということです。
例えば、
など、動画編集という仕事自体に様々なニーズが存在します。
さらに言えば、YouTubeの動画編集においても、
など色々ジャンルがある中で、どういうテイストの編集が好きで担当したいかという具体的な方向性を決める必要があります。
しかし、今後案件を受けていく中で最初から自分の希望している案件だけを絞る必要はなく、マルチに仕事を確認して見ることも必要です。
さらに、今の自分が編集者として活動する上で使える時間を把握することや、自分が理想の活動をしているロールモデルを探すことも大事です。
次に大切なことは、仕事道具を準備することです。
動画編集者として準備する必要があるのは、基本的に以下の3つです。
データを保存するために、HHDやSSDなどもあると便利ですが、まずはこの3つを準備して下さい。
動画編集に必要なパソコンのCPUのスペックは、最低でも「Core i5」、「Core i7」が必要です。そして、必要なメモリは16GB以上です。
また、動画編集に必要なパソコンのスペックは、動画データの解像度によっても変わってきます。
もし、パソコンを持っているが、動画編集ソフトが使えるかどうか分からないという方や、データが重くて編集できるかどうか分からないという方は、基本的に、動画編集ソフトには数日間の無料トライアル期間があるので、その期間を活用して確認してみてください。
次に必要なステップは、動画編集スキルを身につけることです。
動画編集者としてスキルをつける時、まずは「Adobe Premiere Pro」という動画編集アプリのスキルを身につけてください。
理由は、映像業界においてポピュラーなソフトで、多くの求人条件に「Adobe Premiere Proが使える人」と書かれているので、まず初めに学ぶべき動画編集ソフトであると言えます。
趣味で動画編集を始める方は、他のソフトを試すことも推奨できますが、仕事として動画編集スキルを身につけるのなら、まずは「Adobe Premiere Pro」のスキルを習得してみましょう。
次に必要なステップは、ポートフォリオを用意することです。
ポートフォリオとは、自分で作った作品のことです。
動画編集スキルをアピールする際に、自分が動画編集をした作品、つまりポートフォリオを見せることで、動画編集スキルや、どんなテイストの編集ができるかを証明する事ができます。
このポートフォリオは様々なスタイルがあるため、スキルマーケットである「ココナラ」などを見て、動画編集者として活動している方が使っているポートフォリオを参考に作ってみましょう。
そして、ポートフォリオは1つだけではなく、時間がある時に最低でも3つは作るようにしましょう。
最後に紹介するステップは、案件の獲得です。
案件の獲得方法は、
など、色々なケースがあります。実際に、「動画編集 案件」と調べてみると、動画編集の案件が出てくるので、それに対して営業をするということも効果的です。
その際に、先ほど述べたポートフォリオや営業文章を用意し、さらには報酬面の詳細などを決める必要があります。
そして、もう一つ覚えておきたいポイントは、単価の上げ方です。
働き始めた頃は、スキルや経験が豊富ではないので、単価の低い案件から始まる場合があります。動画編集を例に挙げると、1本で2,000〜3,000円の場合もあります。
しかし、スキルや経験が豊富になれば、単価が上がっていくことも事実です。
動画編集の単価を上げる具体例としては、
などが挙げられます。
安い案件の場合でも、それを積み重ねていくことでスキルや経験が豊富になり、単価アップに繋がるので、案件を獲得できるようになった際には、動画1本の単価を上げることも意識して取り組む事が大切です。
最後のステップは、案件の獲得と単価の上げ方でした。
まとめ
今回は、「動画編集者に知って欲しい完全ロードマップ」を紹介しました。6つのステップをおさらいしましょう。
これらのステップを1から進める事ができれば、動画編集者として案件を獲得できる日も確実に近くなります。この記事を参考にして、動画編集者として結果を出すために1つずつ挑戦してみましょう。